求人サイト。精密鍛造歯車の製造販売 大岡技研株式会社

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社長からのメッセージ

失敗を恐れず、新しい事に絶えずチャレンジし続け、人と共に会社も成長してきた。

代表取締役社長 大岡 由典

高度な精密鍛造技術で、マニュアルトランスミッション用鍛造歯車において世界シェア7割を実現。

当社の主力製品は「マニュアルトランスミッション」や「オートマチックトランスミッション」に使用されるギアであり、国内だけでなく世界中の名だたるメーカーへ直接製品を納入しています。

通常、トランスミッションに使われるギアは、金属を削り出して作る「切削(せっさく)」という工法で作りますが、当社は「鍛造(たんぞう)」という工法を用いて生産しています。鍛造ギアは独自性が高く、世界でも数社しか競合相手はいません。我々はその中でも、マニュアルトランスミッション用の鍛造歯車では、世界7割と高いシェアを実現しました。

お客様に対して良いものを確実にお届けする責任がある。

2011年~2014年と私どもはアメリカの大手自動車メーカー様より「SUPPLIER of the YEAR」という大変名誉ある賞を4年連続で受賞しています。こうしたメーカー様からの期待を裏切らない為にも、不具合品の流出防止に非常に力を入れており、その結果、お客様からの信頼も大変厚いものになっています。鍛造ギアの生産は非常に現場のノウハウを必要とし、高い現場力が求められます。お客様からの品質に対する信頼は現場一人一人の毎日の努力により維持されているのです。

また、今までに東海地区にしか工場が無かったため、リスク管理の一環として平成25年、北海道の室蘭に工場を建設致しました。当社で生産された鍛造ギアは、ヨーロッパを中心にアメリカ、南米、中国、日本など全世界の自動車の一部となりご使用頂いております。よって、万が一にも私どもの工場がストップしてしまいますと、世界中のお客様に大変なご迷惑をおかけすることとなります。室蘭工場の建設はこうした背景も大きな要因の一つでした。

新しいヒット商品を生み出す必要がある。

全従業員のこれまでの努力により主力製品の競争力は高まりました。一方で、世界中の同業者や他工法のメーカーとの競争は年々激しくなっております。既存の主力製品にいつまでもあぐらをかいているわけにもいきません。既存製品にとって代わる新しいヒット商品を生み出す必要性があるのです。

現在、様々な製品を開発しており、昨年にはある大手メーカー様より電気自動車の部品の発注を頂きました。今まで取り組んだことのない製品ですが、当社が持つ鍛造技術とチャレンジ精神であらゆる事に挑戦し続けたいと考えます。

人を大事にする社風を守り続けたい。

私は平成25年の3月に4代目の社長に就任しました。70年以上の歴史がある当社ですが、その中でも守っていきたい文化は、現会長が作り上げた「社員を大事にする文化」です。労働組合との関係性は最重要と考え、毎月協議会を行っており、毎月の収支状況を発表して会社状況を共有しております。

また、創業当時からどんなに会社が苦境に立たされても、当社はリストラをしたことがありません。どんな苦境が訪れても全従業員で一致団結して乗り越えてきました。今後もこの文化は守り続けていきます。